【No.1311】
こんにちは!
やっぱ買いたくなりましたか?
コアファンづくり
コンサルタントの山根知典です。
30代の一番お金がない時期に
仕事の出張でイギリスに行かせて
もらったことがありました。
せっかくの機会だったので
仕事を終えた後
ロンドンにいた友人に会って帰りました。
バスケのチームメイトで
恩人でもある友人のマンションに
宿泊させてもらって。
私は身体がでかいので
ロンドンなら超おしゃれな服が
私のサイズもあると思い
いくつか
洋服屋さんに連れていってもらいました。
その時の最初のお店にあったマフラーが
確か4万円。
友人が
これ買いんさいって言いましたが
いやいや
マフラーで4万円は高すぎる。
こんな高いの買わないよって
この時点では言いました。
欲しかったのは
コートでしたしね。
そして数時間後。
やっぱり
あのマフラー買いたいかも。
あの店戻れる?
自分からこう言ってました。
数時間の間に何があったかというと
その後行ったどの店も
コートが20万円以上だったからです。
どの店に入っても。
いろんな店に行った後の結論。
買えるのが
マフラーしかなかった
というものでした。
本当にこの頃のロンドンの物価は
びっくりするくらい高くて(今もなのかな?)
ラーメンは2,500円くらい
家賃は50万円
人件費も日本の2〜3倍だったんじゃないかな。
日本って物価安いんだと
体感レベルで納得できました。
高くて絶対買わないって言ってたマフラーが
やっぱ買っとこうかなに
変わってしまった話ですが
状況に合わせて
何と比べるかで
感じる価値は全然変わってくるわけです。
他の選択肢が20万円以上だったら
相対的に4万円は安い。
というか
唯一買えるものに
変わってしまいました。
その人は何と比べるのか?
人は絶対的な価値は
ほとんどわかりません。
何かと比べないと
わかんないので
その人の中にある
同じカテゴリーだと思っているもので
比べて価値を判断するんですよね。
ロンドンでの話でいうと
私は20万円以上のコートと比べました。
マフラー同士で比べていないのは
とにかく身につけるもので
ロンドンの思い出のものってカテゴリーで
考えていたからです。
それで急に
4万円のマフラーが安く感じました。
私たちのビジネスでも
同じことが行われています。
あなたの商品やサービスも
必ず何かと比べて価値を判断されています。
大事なのは
その比べる対象を
相手任せにしないこと。
こちらが
比較対象を準備してあげるのが
大事なポイントです。
こだわりを持って
ビジネスをしていれば
えぇ
あんなところと
比べないでよ
ってところはあると思います。
そんなところとは
最初から比べられないように
しておきたいですしね。
本当に気をつけないと
同じ名称のものが
まずは同じカテゴリーとして
判断されちゃいますからね。
何と比べられるかも
しっかりコントロールしていきたいですね。
ちなみに
4万円のマフラーのその後ですが
結局
我慢して買いませんでした。
正確には
その最初の店が戻りにく場所で
友人がめんどくさがったからですけどね。
だから「今買いんさい」って
言ってたんでしょうけど
この結末わかるなら
初めに言ってくれやと思いますけどね。
まあ
買わなかった方が
ネタとして話しまくっているので
正解だった気がしますけどね。
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