【No.1266】
こんにちは!
疲れてますか?
コアファンづくり
コンサルタントの山根知典です。
コロナ禍になって
多くの中小企業では
新しい取り組みをするケースが
増えていると思います。
いわゆる
プロジェクトというやつですね。
コロナ禍で増加した補助金も
いわゆる新しいプロジェクトが
スタートする要因になっていますね。
この「プロジェクト」ですが
普通の日常業務とは
大きく2つのことが違うと言われています。
プロジェクトの2つの特徴。
1、有期性
2、独自性
有期性っていうのは
「始まりがあって、終わりがある」ということ。
独自性というのは
日常の業務とは違うよってこと。
多くのプロジェクトでは
独自性の方はちゃんと意識されていると思いますが
有期性の方はどうでしょうか?
これは私にも経験がありますが
いろんなプロジェクトが
同時に何個も立ち上がったものの
その後そういえば
どうなったんだろう?状態に
なることって多いですよね。
スタートがあるけど
終わりがないってやつ。
実は
プロジェクトにとって
「終了条件」ってとても重要なんです。
なのに多くのプロジェクトは
この終了条件が曖昧なんですよね。
曖昧というよりは
決めずにスタートするパターンが
一番多いんですけどね。
これはよく考えると
恐ろしいことです。
終わりを決めていないのに
同時にいろんなプロジェクトが
スタートしてしまう。
この状態だと
終了条件は「自然消滅」しか
ないですもんね。
たまたま上手くいくパターンがあっても
終われないんじゃないかな。
この終了条件っていうのが
重要な理由の一つに
これがあるんです。
リソースの解放
中小企業には
圧倒的にリソースが足りないですからね。
いつまでも優秀な人が
いつ終わるかわからないプロジェクトに
リソースを割き続けてしまう。
それが
多くの中小企業では
社長自身かもしれません。
終わりを決めていないものを
始めると大変なことになる。
これってよく考えると
ビジネスそのものも
同じかもしれません。
ビジネス期間の長いプロジェクト。
終了条件を
明確にしておかなければ
目的がよくわからなくなっているのに
ズルズルいっちゃうかもしれまえん。
昨日のおんまくの社長の話を思い出しますが
今後のキャッシュフローのシミュレーションで
撤退ラインをご自身の中で
決められていたということかもしれません。
あなたのそのプロジェクトの
終了条件はなんですか?
前にプロジェクトマネジメントを
学んだプロジェクトマネージャーが
こう言ってました。
いいプロジェクトの見分け方は
プロジェクトメンバーに
「終了条件」を聞いた時に
みんなが
同じ「終了条件」を答えられること。
実際そうだと思います。
これはプロジェクトだけじゃなく
理念や目的に関しても同じですよね。
ちゃんと明確にして
みんなにわかりやすくシェアして
みんながそれぞれ自分ごととして捉える。
ここまでできてるって
ことですもんね。
多くの中小企業では
終了条件を決めていないせいで
自然消滅を待つプロジェクトだらけになって
疲れ切っているかもしれません。
今からでも「終了条件」を
設定しなおして
プロジェクトを成仏させることで
大事なリソースを解放していくことが
必要なのではないでしょうか?
私も抱えている
いつまでも終われないプロジェクト
ちゃんと成仏
もしくは昇天させなければと思います!
【今日の学び】
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