【No.1444】
こんにちは!
俯瞰してますか?
コアファンづくり
コンサルタントの山根知典です。
昨日20代の経営者の方と
打ち合わせをしていたんですが
その時に
改めて思ったことがありました。
あぁ
これは年齢によって
アドバイスの内容って大きく変わるなぁ
ということ。
これが正解かどうかはわかりませんが
私は変えていることを
改めて自覚したんですよね。
というのはきっと
私の人生観が影響しているんだと思います。
20代のうちに
焦って成功を目指しても
あんまり意味がないと思っているから。
前にもブログに書いたんですが
私は20代の時に
後輩にこう言われたのを覚えています。
山根さん、男は40歳からですよ。
僕は大器晩成なんで。
そう言われた27歳くらいの私は
成功するんだったら早い方がいいじゃんって
思ったのを覚えています。
だけど
その時は気づけませんでしたが
私はその後この言葉に救われます。
心が折れそうで
もうこの人生を立て直せないんじゃないかと
思った30代。
この言葉が私の顔を
上げさせてくれました。
今42歳になって
いろんな答え合わせが
できつつあると思います。
20代でビジネスで大きく成功させた
有名人もたくさんいますが
それは決してゴールなんかではなく
そこからみんな苦労を経験し
そしてまた40歳くらいになって
その経験を元に
新しいチャレンジをされてる人が多いです。
だからこそ
20代の人が焦って
目先の成果をあげようとしなくても
いいんじゃないかと思うんです。
だって
目先の成果を作るためには
今自分が持っているもので
勝負しないといけないじゃないですか?
正直
20代の頃にその時点でできることの引き出しには
大したものなんて入っていないですから。
たったそれだけで
絵を描こうと思っても
大した絵なんて描けませんから。
いっそのこと
40歳の時に大きな勝負をするとして
今からゼロベースで自分を鍛えていった方が
大きいことができると思うんです。
別に今から資格を取ってもいいし
ある分野をとことん掘り下げてもいいし。
それが5年かかろうが
まだ35歳にもなっていない。
人生を長期間で捉えて
ちゃんと俯瞰して考えて
本当に価値ある人生の計画を
立てた方がいいんじゃないでしょうか。
もちろん今年の売上も
しっかりあげてもらいますが
極端な話
売上がいくらあっても
そんなに変わらないし
長期の展望を元にした
借金はした方がいいと思います。
何もチャレンジせずに
40歳になったら
正直20代のころと
そんなに大きく変わんないですからね。
人は1年でできることを過大評価し
10年でできることを過小評価する
初めから
10年単位で計画したら
マジでなんでもできるんです。
オンデーズの田中社長も
売上数十億円で14億円の負債を抱えた
潰れかけの会社を引き受け
5年とかで
世界展開する300億円を
目指せる会社にしています。
全然10年以内です。
他の多くの事業も
10年で大化けしたものは
たくさんありますよね。
私も10年前の
32歳の頃なんて・・・
あ、今年で結婚10年目だ。
マジでお金がなくて
外食もろくに行けなくて
嫁に苦労ばっかりかけてたなぁ。
あ、その部分は
そこまで変わってないけど
独立した頃から
人生は大きく変わったなぁと思います。
これは参考にならんかったですが
10年あったら
ゼロからでもなんでもできます。
だから20代の経営者の彼には
自分の可能性を舐めないで
今できることだけで決めるんじゃなく
自分で好きなように
未来を描いてやって欲しいなと思います。
これは何歳からであっても
同じなのかもしれないですね。
ただ
私と同年代以上に人が
今までとまったく違うことを
しようとしている場合は
ちょっと立ち止まって
もう少し自分の人生を
振り返ってみましょうやと言います。
本人が気づいてないだけで
宝も強みもエネルギーの源泉も
ヒントがいっぱいありますからね。
ということで
年齢によってアドバイスは
かなり変わるなという話でした。
【今日の学び】
10年あったら大抵のことができる!
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