【No.1411】
こんにちは!
つなげて考えてますか?
コアファンづくり
コンサルタントの山根知典です。
昨日セミナーをしてたんですが
セミナーのブラッシュアップをしたことにより
消してしまった資料があることに気づきました。
そういえば
「問題は単独で存在しない」という
パートの資料を削ってますね。
大事なことなんですが
説明に時間がかかり過ぎますからね。
内容としては
問題と問題は繋がっているので
ある問題を解決しようとすると
その解決法が原因で他の問題が起きるというもの。
アンモニア冷媒の冷蔵庫を
安全にしようとしてフロンを採用したら
オゾン層の破壊の問題なったとか
ある部署の改善を進めたら
他の部署にシワ寄せがいって
全体でみると生産性が落ちたりとか
こちらを立てたら
あちらが立たずで問題になったりとか
まぁとにかく
問題が繋がっているということです。
まるで
ルービックキューブのようです。
自分の方に向いている面の色を
揃えたと思ったら
他の面がぐちゃぐちゃになってるように。
ちょっと面白い話を
本で見つけました。
イギリス人がインドを植民地にした時に
街にコブラがたくさんいて困ったので
こんな指示が出したそうです。
コブラを駆除し、届け出たら報酬を出す
その結果どうなったか?
現地の人たちは
コブラを駆除して届けるのではなくて
コブラを繁殖して届け出ました。
そっちの方が
現地の人にとっては
メリットがあると感じさせてしまったんですよね。
慌ててその指示を取り下げましたが
そうすると養殖したコブラも街中に放たれて
結果コブラが増えてしまったとのこと。
コブラを減らそうとしたら
コブラが増えてしまった。
滑稽なように思いますが
こんなことってたくさんある気がします。
特に組織の中で。
問題を単独で考えてはいけない。
単独で存在している問題なんて
ないのかもしれません。
できるだけ高い視座から問題を捉え
どういうメカニズムがあるか
できるだけ全体像を捉える必要があります。
ここでもやっぱり
視座の高さが大事って話になりますが
この問題がつながっているということは
常に意識しておくことが大切です。
これは逆に言えば
良くするときにも使える考え方でも
あるんですよね。
これを解決すれば
他の問題も連鎖的に解決するって感じで。
つながりを見極めて
対応していかないといけないですね!
【今日の学び】
問題はつながっている!
1222記事書いてたアメブロはこちら
住所 | 〒663-8114 兵庫県西宮市上甲子園三保町5-21-006 |
---|---|
定休日 | 土・日・祝日 |
営業時間 | 10:00〜18:00 |
まだデータがありません。