【No.1305】
こんにちは!
どっちですか?
コアファンづくり
コンサルタントの山根知典です。
今更ですが
「はじめの一歩」を読んでいます。
昔連載していた時は
毎回読んでいたわけじゃなくて
とびとびだった気がします。
だからたまたま見た名場面を
断片的に覚えている感じ。
なので
今読んでみて新鮮です。
主人公の幕之内一歩が
しばらく負けることないだろうなって
変な安心感はありますけどね。
必殺技のデンプシーロールは
どのタイミングで出てくるのか
楽しみです。
そんな一歩が日本ランキング10位の時
5位だった沖田と戦った一戦が
とても印象的でした。
沖田と同じジムに所属する
日本チャンピオンの伊達に対して
沖田も一歩も憧れを抱いていますが
決定的に違うのは
沖田は伊達が目標で
追いつこうとしているのに対し
一歩は伊達と戦い
もっと強くなるという
追い抜こうという意識でした。
結果
追い抜こうという意識の
一歩に軍配が上がるのでした。
「追いつこう」と「追い抜こう」
言葉は似ていますが
目標にしている地点が違います。
追いつこうはそこがゴール。
追い抜こうはその先にゴールがある。
ゴール地点が全く違うので
当然結果も変わります。
100m走で100m地点を目指すのか
120m地点を目指して走り抜けるのか。
売上目標をそこをゴールにするのか
その20%上を目指して取り組むのか。
ゴールの地点というのは
達成のハードルが上がります。
これを「重要度」が高いと言うんですが
重要度が高いままのものは
達成されません。
意識的に重要度を下げる必要があります。
そのために有効なのが
もっと先にゴールを置いて
元々のゴールを通過点にすること。
通過点にすると
その地点の重要度は下がります。
バスケットボールで言うと
国体選手に選出されることを目標にするより
国体に選ばれてスタートとして出場して
国体でベスト4まで行くと目標を設定した方が
国体選手に選ばれること自体の達成率は上がります。
私の前職の先輩も
100kmの山道しか走らないような
ネジが飛んでいる人がいましたが
その人は42.195kmの道路を走ること自体を
まったくすごいと思っていなくて
多分余裕なんだと思います。
これって人への憧れについても
同じように思うことがあって
よく憧れの人に心酔する人は
その人に少しでも近づけたらと
考えてしましがちです。
それよりも
その人を越えるつもりでやった方が
その人にとってもありがたいと思うんです。
例えば
あなたにめっちゃ憧れてくれていて
少しでも追いつけたらと考えているA君と
憧れているけど
いつか追い抜くつもりで取り組んでいるB君が
いるとして
あなたがピンチの時に
助けになりそうなのって
どっちだと思いますか?
私は
B君だと思うんです。
自分に追いつこうとしている人に
自分が解決できないことを
頼らないですもんね。
だからこそ
憧れている人をいつか助けようと思ったら
「追いつこう」じゃなくて「追い抜こう」って
思ってチャレンジしている方がいいんです。
ゴール地点の違う
「追いつこう」と「追い抜こう」
意識的にゴールを先に設定して
憧れの人をバンバン助けられる
そんな人間になっていきたいですね!
【今日の学び】
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