【No.1280】
こんにちは!
ホームラン狙ってますか?
コアファンづくり
コンサルタントの山根知典です。
営業に関する本の古典を読んでいたんですが
「あ、これってここに書いてあったのか?」
と思うことってあるんですよね。
20代の頃に本を買って
読んでいたんですが
本ってその時の成長度とか
立てれているアンテナの違いで
何度読んでもいい発見があります。
20代の時は
メモとかもそんなに取らずに
ただ読んでいただけでしたが
今は自分にもお客さんにとっても
何か具体的にプラスにできることはないかと
マインドマップを作りながら読んでいるので
得られるものがたくさんあります。
そんな再会をしたのがこの言葉。
ホームランを狙うな、まずは塁に出ろ!
この言葉は
初めて本を読んだ時から
頭に残っていた言葉でした。
その時の解釈は
ビジネスの初期段階では
いきなりホームランを狙って
三振ばかりするんじゃなくて
着実にでもヒットを狙って
実績を作らないといけないんだよって
意味で理解していました。
このついついホームランを狙って
まったく前進しないってことって
いろんな場面でありがちですもんね。
でかい案件しか狙わないぜぇ
とか
大きな魚しか釣れない針で
オレは釣りをするんだ
とか。
どこかの時点からは
それでいいんだと思いますが
ゼロイチの局面では
いつまでたっても進めないこともあります。
そういう教訓かと思っていました。
でも今回久しぶりにこの言葉に再会したら
若干違う意味で書かれていたことに
気づきました。
本にはこうありました。
販売において、
見込み客に面会日時を約束してもらうことは
野球の塁に出るのとは同じである。
ニュアンス的には
何かをセールスして買ってもらうようなことは
はじめから売ることにとらわれてやろうとするんじゃなくて
まずはアポをとるということに
集中して取り組むべきである
という感じでした。
これって今なら
すごくわかるんですよね。
これって
ビジネスモデルの考え方そのものだからです。
例えば
私の場合
コンサルティングの顧問契約を
獲得するのが一番メインの利益商品に
なるんですが
これをいきなり売ろうとするのが
まさしくホームランを狙うことにあたります。
フロントセミナー
↓
個別相談
↓
顧問契約
私は今も基本的に
このめちゃめちゃシンプルな
ビジネスモデルを使用していますが
それぞれ次に移行する率は
70%以上になっています。
「まず塁に出る」にあたるのは
フロントセミナーに人を呼ぶことになります。
そんなに多くの件数に対応できないので
フロントセミナーも
月に3人も呼べば十分です。
これが「まず塁に出る」感覚。
顧問契約を取らねばって
ホームランを狙って打席に入らなくても
とりあえずセミナーに1人声かけるという
「まず塁に出る」感覚でやると
とても気持ちが楽なんですよね。
あとは自動的に進んでくれる
ビジネスモデルを組んでいるので。
だから
ビジネスモデルには
ヒット数よりもホームランが多いような
大谷翔平は必ずしも必要ではありません。
「まず塁に出る」
このことに集中するだけでいいので
必ずしも毎打席全米に
いや全世界に注目される必要もありません。
ただ塁に出る。
ただセミナーに呼ぶ。
ただアポをとる。
これでいいんです。
大谷翔平を必要とするような
ビジネスモデルは
まず機能しません。
いなくても
機能するビジネスモデルを
組めばいいですから。
まぁ
でも・・・
そんなビジネスモデルを組んだあとだったら
まぁ
いてくれてもいいよ。
助かるから。
大谷翔平。
よろしくお願いします!
【今日の学び】
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