【No.1248】
こんにちは!
病院行ってますか?
コアファンづくり
コンサルタントの山根知典です。
コロナショックになってから
そういえば病院って
ほとんど行ってないですね。
まず
マスクに手洗いしてるから
風邪をほとんどひかないです。
温暖差アレルギーのせいで
2週間に一度は鼻水がすごく出ますが。
それに
なんかちょっと気になることがあっても
病院に行くこと自体が
なんとなくリスクがあって
病院に行くことって
優先順位が下がっています。
それくらい病院に行かなくなったので
国民健康保険の請求額が
割りに合わないと感じてしまう今日この頃です。
そんな病院ですが
実はビジネスをする上では
参考にしたい部分がいくつかあります。
よくマーケティングの話で
言われることなんですが
私たちは
多くのビジネスの取引で
値引きを期待したり
交渉するケースがあると思います。
ただ
病院に関しては
そんなことしませんよね。
手術が必要になった時に
先着10名は半額ですっていうのを
期待したりとか
紹介割引を期待したりとか
しないですよね。
手術が必要と診断されたり
この薬が必要と診断されると
ほぼ無条件に受け入れています。
薬が特にわかりやすいですよね。
ジェネリック薬があって
価格が抑えられるにも関わらず
すべての人が選択するわけでもないですしね。
他のビジネスでは
なかなかありえないですよね。
価格交渉をすることなく
診断結果に多くの人が従う。
この部分は
多くのビジネスでも目指したい部分では
ないでしょうか。
それに加えて
多くのビジネスでは
売り手が頭を下げて
買っていただくという
意識が強い場合が多いですが
頭を下げて
買ってくださいって言っている
お医者さんっていないですよね。
それどころか
「いらっしゃいませ」や
「ありがとうございました」もありません。
お客さん(患者さん)の方が
「お願いします」や
「ありがとうございます」と言っています。
その是非は
いろんな視点があるので置いておいて
この関係性に関しては
多くのビジネスでも取り入れるべきところは
あるんじゃないかと思います。
ではお医者さんは
なぜそんな関係性を
得ているのか?
ここには
圧倒的な専門性が
関わっていると考えられます。
圧倒的な専門知識の差。
これをみんなが共通認識として持っているし
そのことをみんな教育されている。
あの白衣(ユニフォーム)もそうですし
検査の機械もそうですし
難しそうに書かれるカルテもそうですしね。
権威性も演出されています。
まぁその反面
言われることを盲目的に信じてしまうという
デメリットもあるかもしれませんが
ある意味それくらい強力に
共通認識が教育されているわけですね。
診断に関しても
ヒアリング(問診)と検査(専門機械)で
構成されており
他のビジネスのセールスでやりがちな
一方的に売り込むようなこともありません。
ひたすら相手(患者)を心配する姿勢で
すべてことが行われます。
(ひとまずそう見える)
参考にできる部分として
・圧倒的な専門性の提示
・権威性の演出
・専門的なヒアリング
このあたりをやるだけでも
値引き交渉や説得などが中心となるビジネスとは
おさらばできるかもしれませんね。
とはいえ
気をつけないといけないこともあります。
コロナショックにより
多くの病院やクリニックの経営状態は
かなり厳しいと考えられます。
現に私もまったく行っていないし
子供もできるだけ行かせたくないし
高齢者なんてまず行かないですもんね。
セールスやマーケティングの観点では
医者と患者の関係性は
参考にしたい点が多いですが
病院自体の
セールスやマーケティングは
他のビジネスの方が進んでいる気がします。
何事も
それが当たり前だと捉えてしまうと
上手くいかなくなることが多いということかも
しれませんね。
【今日の学び】
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