【No.1554】
こんにちは!
刺激いただいてますか?
コアファンづくり
コンサルタントの山根知典です。
私はコンサルティングの対象を
10人以下のスモールビジネスに
絞っているんですが
その理由の1つは
バスケットボールというスポーツの
チームづくりをベースにしている
ということがあります。
ベンチを入れて12人のスポーツですからね。
私は特に大学時代から
組織論をバスケのチームづくりに
置き換えて色々試していました。
私の考えでは組織論は
複雑なものよりシンプルに考えて
ポイントを押さえることが大事だと
思っていて
ビジネスの組織においても
同じだと実感する場面は
たくさんありました。
そんな中
とても興味深い
研究対象を見つけたんですよね。
東京オリンピックで
銀メダルと大躍進して
世界から注目された女子バスケ。
その監督
トム・ホーバスの
本です。
今は男子の代表の監督に
なられています。
参考にさせていただきたい
ポイントがいくつもありました。
本を読んでの
一番の感想は
この人
粘り強い人だなぁということ。
それはこの人の
キャリアが大きく影響しています。
アメリカの大学で頑張ってましたが
NBAにいく人たちの多くが経験する
NCAAトーナメントへはあと一歩及ばず。
NBAからの指名はもらえず
ポルトガルからスタートし
その後来日。
トヨタ自動車で4シーズンプレーし
その後NBAのトライアウトを勝ち抜き
念願のNBA選手に。
その後、解雇され
アメリカの独立リーグ経験後
また日本に来てプレーしてくれました。
引退後は
コーチのオファーがなく
IT企業へ。
そこで3年間で副社長まで
上り詰めています。
この時の組織づくりの
マネジメントの経験が
その後のバスケチームの
マネジメントにも活かされています。
その後
JX-ENEOSからコーチのオファーがあり
女子日本代表のヘッドコーチになっています。
自身のバスケとマネジメントの経験と
英語と日本語でのコミュニケーションスキル
チームをまとめるには
すごく武器になったんだと思います。
こんなキャリアであることと
彼のモットーである
生きていればチャンスはある
によって
目標設定も姿勢も
コミュニケーションも
とにかく粘り強いんですよね。
逆境になっても
絶対にヘッドダウンしないとか。
ヘッドダウンとは
がっくし!って下を向くことですね。
これって意識していないと
やっちゃうんですよね。
絶対に高い目標を
掲げ続けて
人を鼓舞し
役割を与え
アフターフォローも含めた
コミュニケーションを徹底する。
そりゃ
押さえるところを押さえてますね。
要求は厳しくても
戦いのための準備を怠らず
間違えた時は非を認め
何よりも
自分の歴史で
粘り強さを体現している。
それを
日本語でコミュニケーション
してくれるわけですもんね。
いい監督ですね。
というか
アメリカを倒して
金メダルを獲るという目標を掲げ
それにあと少しというところまで
結果を残しているので
間違いなく
いいリーダーです。
最後に
勇気をくれた名言をシェアさせて
いただきます。
迷ってしまうのは
準備が足りないから
目の前が空いたら
3ポイント打て!
そう言われていても
いろいろ考えて打てないことが
プレーとしてはあるんですよね。
でもそれは
準備の時にもっと考えておくことであって
何度も繰り返しておけば
本番では深く考えなくても
できるようになっているはずだと。
自分をもっと信じようという
メッセージでした。
もっと本気で準備できることがあるなと
思わせてくれるパワーワードでした。
ぜひ男子の日本代表も
強くなって盛り上がって欲しいなと
思いました。
【今日の学び】
戦略!粘り強くいけ!
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