【No.1413】
こんにちは!
データで見てますか?
コアファンづくり
コンサルタントの山根知典です。

久しぶりに
中小企業白書を見てみました。
たまには
こういったデータを見るのもいいですね。
データと言っても
アンケート的なものなので
主観が思いっきり入っているでしょうけどね。
まずは新型コロナウイルスの影響ですが
そりゃ影響ありますがな。

約80%が影響が出ていて
15%が今後影響が出る可能性があると
しています。
「可能性がある」って表現だったら
全部当てはまるだろうと思うんですが
まったくないのか
想像力がないのかリスクに鈍感なのか
「影響はない」というのが5%です。
企業活動の影響となっているので
単純に売上が下がったとかだけじゃなく
リモートとかコロナ対策とか
なんらかの影響は普通あると思うんですけどね。
急に「影響はない」と言っている5%が
心配になってきました。
次はこちら。
コロナ融資の状況です。

まぁこれは予想通り。
中小企業無形の貸出残高は
一気に増えています。
特に政府系金融機関は急増です。
さぞかしお忙しかったことでしょう。
皆さん返済スタートを
据え置きされていると思うので
これからジワジワ影響が出てくると思います。
これから3年が勝負でしょうか。
そして
損益分岐点比率の推移です。

直近の小規模企業の
損益分岐点比率は92.7%となっています。
これは売上が7.3%下がったら
赤字になるってことなんですが
ちょいとやばいですよね。
(92.7%に落ち込んだらってこと)
コロナショックでは
売上が50%以下になった会社って
たくさんあったと思いますから
7.3%しか耐えれる余地がないって
かなり危険です。
平時ならいいですけど
有事ならどこも一気に赤字になります。
まぁそれを
コロナ融資で耐えてたんでしょうけどね。
損益分岐点比率が90%台と高い理由は
粗利が低いからです。
粗利がしっかり確保できていないから
固定費を賄う余裕があまりないんですよね。
こういうところからも
しっかりファンを作って
しっかり価値提供できる体制づくりが
とても重要になってきます。
最後にこちらなんですが
地域のつながりと売上維持の関係です。

これもまぁ主観的なものにはなるんですが
地域活性化への取り組みをやっている企業ほど
売上が維持できている傾向があるというものです。
63.1%の会社が地域活性化の活動に貢献していて
その活動が売上維持に貢献していたと答えています。
どういうことかというと
日頃から地域のつながりを大事にしている会社は
地域のつながりから助けられて
なんとか売上を維持できているということ。
これはあると思います。
しっかり顔を出して
きつい時にでも地域を助ける会社が
結局は助けられる。
これから地域の企業は
そうあるべきだと私は思います。
単独で存在している会社はない。
地域の一部として
地域の人たちと一緒に発展していく。
それこそが
これから有事が続く中でも
発展していける会社の姿だと思います。
私がお世話になっている会社さんは
そんな会社ばかりです。
実証してくれているので
私もそういう会社を目指したいと思います。
西宮の・・・
あ、まだなんもしてない。
いつの間にか同友会の忘年会も
終わってたようなので
次のイベントに参加してこようと思います!
【今日の学び】

地域の活性化に貢献せよ!
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